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PC-98でWindowsNT3.51、4.0、2000を共存させる方法


WindowsNT3.51、WindowsNT4.0、Windows2000を同一のHDDに共存してみたので、その時のメモです。

DOS/V機の場合はWindows2000のブートローダーを編集したり、システムコマンダーを入れればよかった記憶があった(おぼろげ)のですが、98の場合はおこなったことがなかったので、共存させてみました。

トライ&エラーで共存までこぎつけましたが、次インストールするときには必ず忘れると思いますので記載します。
※あくまで管理人が共存させようとしてぶつかったトラブルのメモ書きなので他にも何かあるかもしれません。


Windows2000が色々やらかす

基本WinNT3.51とWinNT4.0の共存は問題ないような感じです。
Win2kのインストール時にトラブルが起きます。
以下を注意すれば問題ないかと。

【トラブル1】 WinNT3.51へのトラブル

WinNT3.51のインストール領域がNTFSの場合、Win2kをインストールするとWinNT3.51起動できなくなる。

【トラブル2】 WinNT4.0へのトラブル

WinNT4.0にSP4以上のサービスパックが当たってない状態でWin2kをインスト―ルするとWinNT4.0が起動できなくなる。


各OSインストールの順番

古いOSから順にインストールしました。

よって、以下の順番です。

"WinNT3.51"→"WinNT4.0"→"Win2k"

インストール時の注意点

Win2kインストール時のトラブル事例より以下をすれば同居できました。

WinNT3.51

FAT16でインストール

WinNT3.51はFAT16でインストールします。
トラブル事例1の”WinNT3.51のインストール領域がNTFSの場合、Win2kをインストールするとWinNT3.51起動できなくなる”を回避するためにWinNT3.51はFAT16でインストールします。

WinNT4.0

WinNT4.0インストール後SP4以上を適用する

トラブル事例2の"WinNT4.0にSP4以上のサービスパックが当たってない状態でWin2kをインスト―ルするとWinNT4.0が起動できなくなる"を回避するためです。
ちなみに、Win2kインストール時にWinNT4.0らしきOSが既にインストールされていると、"WinNT4.0にSP4以上を当ててください"というメッセージが表示されました。

なお、WinNT4.0はFATでもNTFSでもどっちでも問題ありませんでした。

Win2k

特になし

Win2kは特に注意点は無いと思います。

なお、Win2kはFATでもNTFSでもどっちでも問題ありませんでした。


終わり

結論としては、

"WinNT3.51(FAT)"→"WinNT4.0(FAT or NTFS)"→"Win2k(FAT or NTFS)"

でインストールすれば共存できました。



なお、インストール時の各OSの容量は、以下でインストールしました。

OS ファイルシステム 容量(G) 容量(MB)
NT3.51 FAT16 2G 2047MB
NT4.0 NTFS 4G 4095MB
2K NTFS 10G 10240MB