最近の若者はボール式マウスのメンテナンス方法を知らない?
ボールの動きが悪くなったらボールと接点面を綿棒で掃除とかしないのでしょうか?
というか、「それって、トラックボールのことですか?」とかマジで言ってる!?
そういう訳で本記事ではPC98のボール式マウスの掃除及び分解し、マウスの構造を知ったかぶりの解説をします。
ボール式マウスとは
下の写真見ましょう。
上から見た写真。普通のマウスです。199X年初期のマウスなのでマウスホイールありません。
マウスを下から見た写真。
ボールがあります。このボールが転がることにより、マウスポインタが動きます。
ボール式マウスの利点
平面でなくても使える
昨今のマウスは机の上など平面な板?の上に置かないと使用できませんが、ボール式マウスは裏面のボールが転がればポインタが動くので太ももの上でも使えたり、最悪ボールを手で回せば使用できます。
ボール式マウスの欠点
ない?
ボール式マウスの掃除の仕方
みんなおこなったことがあると思いますが、おさらいです。
フタを矢印方向に回し、フタを取る
フタを取るとボールが取れるようになります。
ボールのホコリを取る
取り出したボールにホコリが付着しているのでティッシュなどで拭き取ります。
ボールの接着面をふき取る
ボールが格納されていた穴を確認すると、赤色の3か所のローラーが汚れているので、綿棒などでごみを拭き取ります。
綿棒でも取れない場合は、ツメでひっかくなどして無理やり取ります。
上の写真ではわかりにくいので別の角度から撮った写真↓
写真の黒いローラー(x2個)みたいのがボールの回転と接触している面です。
左側のローラーにちょっとだけゴミが付いています。
また別の角度から撮った写真↓
写真の白いローラーみたいのがボールの回転と接触している面です。
経験的に黒色の接地面より白色の接地面の方がごみが付きやすいような気がします。
以上でボール式マウスの掃除は終了です。
PC98のボール式マウスの分解
せっかくなのでボール式マウスの分解方法とその写真も載せておきます。
フタを矢印方向に回し、フタを取る
上の手順と同じ。
フタを取るとボールが取れるようになります。
マウス裏面のねじを取る
ねじが2か所あるので取ります。
マウス上面の蓋を取る
上面の蓋を取ると下のような感じです。
上で掃除したローラーも丸見えです。
ちなみに赤色の四角で囲まれている、掃除した黒色のローラーのことを「ロータリーエンコーダー」と言うみたいです。
マウスのボールが転がると、ボールに接触している「ロータリーエンコーダー」が回り、マウスポインタががX軸,Y軸方向に動くかを検知します。
下の写真がX軸方向の「ロータリーエンコーダー」の接写。
「ロータリーエンコーダー」の上側に滑車みたいなものがあり、それを2つの光学センサー(濃い赤色で囲まれているセンサー)で挟んでいる感じになっています。
「ロータリーエンコーダー」の上側に滑車には穴が開いており、おそらく、どれだけ2つの光学センサーの光を遮断したのかを検知し、マウスポインタの移動する量を決定しているのだと思います(この辺はテキトウに解説しています)。
中身も取った写真
分解完了
終わり
PC98のボール式マウスの清掃および分解するでした。
とりあえずこの記事の内容さえ覚えておけばボール式マウスを使ったことがない人でも
「あぁ、ボール式マウスね」
と知ったかぶりできる程度の知識を得られたのではないでしょうか?
わからんけど。