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PC98キーボードを分解する


キーボードのメンテのために分解したいと思います。

用意するもの

PC98キーボードを分解する道具です。

キーボードの分解

このキーボードを分解します。

キーボード裏面のねじを外す

上の赤丸のねじを取ります。

前面のパネルを外す

前面パネルを外した画像

前面のパネルを外すとこんな感じです。

キーボードの裏面

キーボードの裏面はこんな感じで、基盤がくっついてます。

取った前面のパネルの裏

取ったキーボードのパネルの裏にはプラスチックの部品が付いています。
直ぐに外れるので、回収しておきましょう。

上のプラスチックは下画像左上のLDEランプを固定するためのプラスチックだと思います。

キーを外す

キートップ引抜工具を使ってキーを引き抜きます。

想像していたよりきれい!

殆どのキーはそのまま抜けばいいですが、一部のキーはバネなどが入っています。

キーを抜く順番としては以下が良いかと思います。

  • バネなどが入っていないキーを抜く
  • バネなどが入っているキーを抜く

以下、バネなど入っている注意するキーです。

STOPキー

STOPキーにはバネが入っていました。

SHIFTキー

SHIFTキーには固定する金具が入っています。


Returnキー

Returnキーにも固定する金具が入っています。


スペースキー

スペースキーにはバネが入っていました。


SHIFTキーとReturnキーの金具の比較

SHIFTキーとReturnキーの金具の長さが違うのでメモ

STOPキーとスペースキーの金具の比較


下のプラスチックを取り外す

ねじを取る

赤丸で囲んだねじを取ります。
右の2つは取らなくても問題ないですが、取っていた方が次の工程が楽になると思います。

基盤についている端子を取る

黄色丸の基盤についた端子を取ります。
痛恨の写真撮り忘れ。
端子は無理やり引っこ抜こうとしても取れません。
ツメがあるので、ツメを押しながら端子を抜きましょう。


以上分解終了です。

終わり

以上、PC98キーボードを分解するでした。

元に戻すには、この記事を反対の手順からおこなえばいいと思います。
「キー配列は、キーボードをばらす前に写真を撮りましょう」と他のサイトでは言うと思いますが、このサイトにくるようなレトロPCマニアの人は予備のキーボードくらい持っていると思うので、予備のキーボードを見てキーを付けましょう。

予備備品は心の余裕