昨今、Windows95/98などのファイル共有プロトコルがセキュリティ的にふさがれているのでWindows11と直接ファイルの送受信ができなくなっています。
Linuxサーバーを立てて間接的に通信する方法はありますが、直接Windows11とファイルを交換するにはどうすればよいかを考えてみました。
PC-98のWindows95/98/NT/2KとWindows11をファイルの送受信するメモ書きです。
(すいません、MS-DOSでは試したことありません...)
Windows11のFTPサーバを使用しファイル共有します。
他のブログ記事のリンクへ飛んだりする、つぎはぎ記事になります。
あと、ぶっちゃけ本記事は通信の話なので98はほぼ関係ないのと、LANを装備できる後期9821の記事です
ネットワーク概論
Windows11とPC-98でファイルを直接送受信する方法としてWindows11にFTPサーバーを構築し通信します。
FTPサーバとは、FTPを使用してファイルの送受信を行うサーバのことです。
1999年ごろのWebサーバーへHTMLファイルや画像ファイルを転送していたので古(いにしえ)のユーザーは知っているのではないでしょうか?
なお、ファイルのアップロード・ダウンロードにはFTPクライアントソフトウェアが必要になります。
ネットワーク構成
Windows11にFTPサーバを構築し、PC-98からFTPクライアントソフト(例えばFFFTP)を通じてファイルの送受信をおこないます。
Windows11Proで使用するソフトウェア
Windows IIS
IISとは、Windows用のWebサーバーソフトの事で、IISの機能の一つとしてFTPサーバーの機能があります。
FTPサーバーの構築方法
以下リンクにFTPサーバーの構築方法があります。
↓
Windows11でFTPサーバーを構築する - PokuG stdio.h
PC-98側の設定
Windows系のOSの場合
FTPクラインとをインストールしWindows11のFTPサーバーに接続します。
以下リンクの「接続確認」にFTPサーバーへの接続方法があります。
↓
Windows11でFTPサーバーを構築する - PokuG stdio.h
MS-DOSの場合
すいません、MS-DOSでは試したことありません...
多分MS-DOSにIPを付けてDOS用のFTPクライアントソフトを使えば接続できると思います...
終わり
以上、"いまさら聞けないWindows11とPC-98でファイルを送受信する方法(FTP編)"でした。
MS-DOSでFTP接続する方法はそのうち確認したいと思います。
まぁ、WindowsからMS-DOSの領域は読み書きできる(ただしDOSから見るとゴミファイルが見えるかも)ので、もし98にWindowsをインストールできるリソースがあるならWindowsをインストールしMS-DOSどデュアルブートできる環境にしておけばMS-DOSのファイルの共有もWindows経由でするのが楽なのではないかと思います。