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PC98とは (最低限動作させるのに必要な物)


PC98

PC98とはNECから販売されていたPC9801及びPC9821シリーズのことです。
昔はパソコンと言えばPC98という時代があり、その圧倒的なシェアは一時期90%と言われていました。

下の写真はPC9821というPC98としてはかなりの後期型の機種になります。

PC98と言えはパソコン本体が平べったく、そのパソコンの上にディスプレイを置くというのがスタンダートでした。

お値段はディスプレイを含め大体25万~40万だった気がします。
超高級パソコンですが、解像度が640×400だったり、色は4096色中16色、音は別途音源ボードを買わないといけないなど、いまのパソコンと比較すると当然スペックが格段に低かったりします。

以下はとりあえず、PC98でソフトを動かすのに必要な構成の説明をしてみます。

PC98本体


PC98本体です。
これがないと始まりません。

なお、PC98と言っても20年間販売され続けていたので色んな種類(型番)があったりします。

ディスプレイ


昔のパソコンなので、今のディスプレイでは映らない可能性が大きいです。
詳細は以下で...
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キーボード


キーボードはPC98の独自の端子です。
DOS/V機のPS/2端子に似ていますが別物です。

キーボードも別途用意しましょう。

マウス


マウスもはPC98の独自の端子です。

しかもマウスはPC98の時期によって端子が違ったような気がしたので購入するときは調べてから!

あとマウスパッドもあった方がいいと思います。

ゲームをしたい場合

一応ハードはここまで揃えれば動くかと思いますが、PC98では音源ボードが標準搭載でない機種があります。

ゲームで音が鳴るのと鳴らないのでは面白さが雲泥の差だと思いますので、そんな場合は別途音源ボードを入手しましょう。

音源ボード


PC-9801-86 サウンドボード。

通称86ボード。

MS-DOSでゲームをしたい場合はコレが鉄板だと思います。

MIDI音源


一部のゲームはMIDI音源に対応しているものがあります。

昔ゲームをMIDI音源にした場合、FM音源との音の差に驚いたのを覚えています。

写真のものはSC-88ST Pro。

インターフェースボード


実はMS-DOSのPC98でMIDI音源をつなげる場合、インターフェースボードが必要になることが多いです。

PC98のシリアルポート経由でもMIDIはつなげることは可能ですが、大抵のMS-DOSのゲームはインターフェースボードが必要です。

Windowsなら問題ないのですが・・・

終わり

以上PC98とは (最低限動作させるのに必要な物)についてでした。