残念ながら私が持っているPC-9821 V13にはFM音源が搭載されておりません。
よって、MS-DOSのあんなゲームやこんなゲームもできないので、「PC-9801-86」音源を取り付けたいと思います。
用意するもの
PC-9801-86
通称86音源。
他に有名なものはいくつかありますが、MS-DOSでゲームしたい場合はPC-9801-86を確保しておけば何とかなると思います。
管理人が知っているPC-9821のサウンドボード事情と知っているボード - PokuG stdio.h
取り付け
大まかに言うと以下の手順になります。
- 物理的に取り付ける
- BIOSで内蔵のPCM音源を無効化
- Windowsで使用する場合は、DirectX6を入れる
【注意点】 PC-9821の場合はディップスイッチはさわらない
86音源にはディップスイッチが付いていて、使用するPC-98の種類などで設定を変える必要があります。
音が鳴らない場合はこのディップスイッチをいじってみましょう。
最悪、2の8乗(=256)通り試せばうまくいく組み合わせがあると思います
PC-9821シリーズの場合は、ディップスイッチは工場出荷時のままで問題ありません。
上の写真は工場出荷時のディップスイッチ。
※ちなみに上写真の設定ではPC-9801-86サウンドカードの割り込みは "INT5(12)" になります
Cバスに挿す
結構Cバスに挿すときは力いりますよね?
システムセットアップメニューで内蔵のPCM音源をオフにする
Helpキーを押してPC-9821を起動
Helpキーを押してPC-9821の電源を入れると、システムセットアップメニュー(BIOS?)画面に入ります。
その後、「ディップスイッチ1の設定」を選択し、「リターン」キーを押します。
サウンドを「使用しない」に設定
サウンドを「使用しない」に設定し、「終了」します。
Windowsで使用する場合はDirectX6をインストールする
MS-DOSの場合はこの手順は必要ありません。
Windowsの場合は、DirectX6をインストールすると最新(?)の86音源のドライバが入ります。
とりあえず入れておきましょう。
終わり
以上、PC9821 V13に86音源を取り付けるでした。
これであんなゲームや
こんなゲームができるようになりました。