管理人が所有しているPC98の紹介です。
このサイトでのPC98の記事はこの機種で動作確認をおこなっています。
仕事も遊びも、インターネットにも たけたヤツ。バリュースター。
PC-9821V13
当時の主力機種であった98MATEから、拡張スロット数を少なくし、高価なグラフィックチップを廃止、生産コストを下げた家庭向け普及型PC9821として売り出されていました。
ガンダムに例えると、主人公アムロ・レイが搭乗するガンダムでなく、名もなき兵士が乗るジムのポジションに近いと感じてもらえれば幸いです。
あと、これまでのPC98とは違いWord,ExcelのようなOfficeソフトなど多くのアプリケーションが入っているのが特徴で、現在のパソコン、スマホでも続いているメーカー製押しつけアプリのプリインストール地獄の始まりのシリーズ(機種)だったりします。
外観
正面
外観はごく一般的な横置きNEC PC98のデスクトップです。
下手にマッキントッシュの見た目をパクったディスプレイ一体型の外観や、DOS/Vのタワー型に似せた外観でないのが非常に良いと思います!(個人の意見です)
リセットボタン
写真右のボタンがリセットボタンです。最後期機種以外のPC98にはリセットボタンが付いています。
悪さ(主に魔改造?)をしてPC98が不安定になって、パニックになっても問題ありません。
リセットボタンを押し、「ピポ」音を聞いてメモリカウントを遠い目で見るという「ルーティーン」作業をおこなえばすぐに平常心を取り戻すことができます。
21世紀になりイチローなどが実践していると話題になった「ルーティーン」作業ですがPC98ユーザーは30年以上前からおこなっていました。
背面
家庭向けの普及モデルのパソコンなので、拡張スロットのCバス2つ、PCIが1つ。
同じ時期に発売されていた98MATE XシリーズがCバス4つ、PCIが2つだったのでそれに比べて拡張性が少ないです。
5インチFDD、外付けHDD、MO等を装備したフルアーマーPC9821を目指すなら98Mate Xシリーズなどを選びましょう。
ちなみに上の写真では、CバスにはLANボードとサウンドボードが付いていて、PCIスロットにはグラフィックカードが付いています。
終わり
以上管理者が所有しているPC98紹介でした。
PC98はこれ一台しか持っていません。
PC9821V13の他にPC9801BXというのもありましたが、これは大昔に処分しました。
持っておけばよかったと今は後悔しています。