ゲームのおもひで話です。
その昔PC98で同級生と言う18禁恋愛アドベンチャーゲームがありました。
ザックリと内容を言うと、夏休みの前半をアルバイトに明け暮れた主人公が、8月10日から8月31日までの間に街や学園を徘徊して、女の子と恋愛をするゲームです。
攻略可能な女の子は14人いたと思います。
このゲーム、先にも述べたように8月10日から8月31日という限られた期間内に、女の子と出会い、フラグをきちんと回収できないと結ばれないという難易度の高いゲームだったりします。
結ばれないまま8月31日を迎えるとバットエンドも用意されています。
絶対に1週目ではクリアできないと思います。
そんな中、当時パソコン通信をしていた友達が、「パソ通で同級生の攻略のログがある」と言われ、txtファイルをもらいました。
そのファイルの中身ときたら、限られた時間内でのフラグ回収が難しいゲームなのに、ジゴロルートと銘打って女の子を同時攻略するルートを開拓していました。
14人をたった2週で全員と結ばれるルートだったと思います。
そしてそのファイルにこんな一文が
「あさって卒論の提出日だけどまだ終わっていません」
※たしか、あさってだったと思います。明日だったか?
このゲームの発売日が1992年12月17日。
卒論の提出日は早くて12月末、遅くても2月中旬だと思いますので、卒論書くのをそっちのけでゲームをしていたのでしょうか?
燃え盛るエロゲ―への情熱なのか、それとも卒論からの現実逃避なのか?
就職が決まっていても卒論未提出だと、卒業できず内定も取り消しだと思います。
「このギリギリまで耐える鋼の精神はいつか社会に出て役に立つ日がくるのだろうか?」と意味不明なことを思いつつファイルを眺めていた記憶があります。
とりあえず、ジゴロルートの攻略方法をアップしてくださった人はこのブログを見ていないと思いますが、ここでお礼を言いたいです。
無事卒論を提出できましたでしょうか?そして「その節は大変参考になりました!」
3年後。1995年1月31日に同級生2が発売されました。
前作同様、友人からパソ通の攻略txtを入手しました。
そしてやはりtxtファイルには若干ニュアンスが違いますがあの一文が。。。
前作から3年たっているので同じ人とは思えません。そして、わたしはこう思いました。
「エロゲ―(もしくは現実逃避)への熱量は世代が違っても同じなんだ」と
PC98と同級生という単語を聞くと今でも思いだして、なぜか胸が締め付けられる思い出話でした。