本記事はCentOS8でActive Directoryを作成する~その3~なので前の記事を読んでなかったら意味が分からないかも。
pokug.net
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Active Directoryの構成
以下構成を想定。
項目 | 値 |
---|---|
サーバーIPアドレス | 192.168.80.250 |
サーバー名 | katori |
フルネーム | katori.truk.anchorage.port |
ドメイン名 | anchorage.port |
Windowsドメイン名 | truk |
Realm名 | truk.anchorage.port |
クライアントPCのドメイン参加
参加するPCのDNS設定の変更
DNSをActive DirectoryのIPアドレスに設定する
Active Directoryへの参加
「コントロールパネル」→「システム」をクリックし、その後「システムの詳細設定」をクリック
「システムのプロパティ」画面の「コンピュータ名」タブの「変更」をクリック
「システムのプロパティ」画面より「コンピュータ/ドメインの変更」ウィンドウで参加するドメインを記述する
Active Directoryのadministratorユーザーとパスワードを入力
OKを押す
OKを押す。その後再起動をする。
Active Directoryのadministratorユーザーでログイン
再起動した後、Active Directoryのadministratorでログイン。
ログインユーザーは
truk\administrator
のように<ドメイン名>\administrator
と入力。
これでドメイン参加です。
Active Directoryの管理ツールをダウンロード
以下サイトよりActive Directoryの管理ツールをダウンロード。
Download Windows 10 用のリモート サーバー管理ツール from Official Microsoft Download Center
インストール後は「Windows管理ツール」の中にActive Directoryの管理ツールが入る
例としてActive Directoryのユーザー管理ツールを起動
デフォルトってこんなにユーザーいるんですね。
おわり
三部作にわたる設定でした。
CentOS8でActive Directoryを構成するのには何か意味があるのかいまいちピンときませんが、勉強目的には使えるのではないかと思います。
ぜひ一度やってみてはどうでしょうか?