Raspberry PiのOSを最新にする方法。
OS及びインストールされているアプリケーションを更新する
パッケージのリスト更新
以下コマンドを実行。
sudo apt update
上記は謎のリストを更新するだけで、このコマンドを実行してもOSやアプリケーションの更新はされない。次に以下のコマンドを実行
sudo apt dist-upgrade
これでアップデート完了。
禁断の最新版へのファームウェアのアップデート
現在のファームウェアの確認
sudo rpi-eeprom-update
上のコマンド実行。下のような結果が出る。
pi@SHIMUSHU:~ $ sudo rpi-eeprom-update BOOTLOADER: up-to-date CURRENT: 2019年 9月 10日 火曜日 10:41:50 UTC (1568112110) LATEST: 2019年 9月 10日 火曜日 10:41:50 UTC (1568112110) VL805: up-to-date CURRENT: 000137ab LATEST: 000137ab pi@SHIMUSHU:~ $
BOOTLOADERとVL805とあるが、
BOOTLOADER→ラズパイのファーム
VL805→USB3.0のファーム
らしい。CURRENTとLATESTが同じならいいが、違っていたら非常に気になります。しかし、安易にアップデートした場合、不安定になる可能性があります。
古来より「最新バージョン」は新しすぎて少数の人にしか使われておらず、不具合が出し切れてない場合が多いです。このことから若干枯れた(古い)バージョンの方が安定している場合が多いです。
また、sudo apt dist-upgradeでもそれなりの安定したファームウェアのバージョンへ上がるようなので無理に以下のコマンドはする必要はなとのこと。
それでも最新版がいいとか、既にOSが不安定でワンチャン最新版のファームにしたら直るかも?と期待を込めてアップデートしたい人は以下のコマンドを実行。
ファームウェアのアップデート
ファームウェアのバージョンを上げる場合は以下のコマンドを実行。
sudo rpi-update
アップデート後、再起動
最後は再起動してファームを新しく読み込む
sudo reboot
以上